人と仕事を知る

製造

WORKS PERSON

廃液から年間数千本の溶剤を精製。
社会に貢献している実感がある。

2019年入社

大学院では有機化学を専攻し、抗菌薬など製薬につながる分野の研究をしていました。三和油化工業を選んだのは、培ってきた化学の知識を活かせると思ったから。循環型社会と言われるなかで、三和油化のような事業を行う企業はまだまだ稀有な存在。ここで自分の強みを活かして再利用や再資源化に携わることで社会貢献できればと思ったことが決め手になりました。現在、私が担当しているのは溶剤の製造。回収してきた廃液を自社設備で精製し、溶剤を製品として出荷しています。出荷量は1ヶ月にドラム缶百数十本。さらに、タンクローリー10数台に及ぶこともあります。それだけの数を廃液からリサイクルしていると思うと感慨深いものがあります。

苦労するのは、急なオーダーが入るなど想定外のことが起こったとき。慌てることもありますが「まず優先順位をつける」という上司の言葉どおり、落ち着いて対処するようにしています。溶剤の種類によって精製の手順は決まっているのですが、入社2年目の頃、新規のお客様から溶剤のリサイクル精製の依頼があった際、自分が中心になって設備をセッティングし、手順を確立したときは達成感がありました。現在は設備の稼動計画などにも携わっています。現在の目標は、部署にいる新人を一人前に育てること。自分がそうしてもらったように、グループみんなで育てていきます。

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