機械油や加工油はどんなに優れた製品であっても、使用環境によって劣化し本来の性能を維持し続けることは非常に難しいものです。熱や酸化、せん断による油自体の劣化や粘度の変化、蒸発による液量低下のほか、外部から混入する塵・埃、結露等に由来する水分などにより、劣化が進むためです。
当社は会社設立当初から加工油剤メーカーとして多岐にわたる油剤開発に取り組み、多くのお客様のニーズに応えてきました。そのノウハウとリサイクル事業で培った分離技術を活かして、再生した基油をベースに再生潤滑油を提供しています。油剤製品の再利用の分野でも多くのニーズに対応しようと取り組んでいます。
再生作動油46の代表性状表 | ||||||
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項目 | 密度 | 動粘度(40℃) | 全酸価 | 水分 | 色相 | 汚染度 |
単位 | - | mm2/s | mgKOH/g | ppm | ASTM | mg/100ml |
代表値 | 0.868 | 46.5 | 0.01以下 | 50以下 | 1.5 | 2.9 |
検査方法 | 密度比重計 | JIS K 2283 | JIS K 2501 | JIS K 2275 | JIS K 2580 | JIS K 9931 |
油剤製品の再利用に関する
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